群馬大学総合情報メディアセンター中央図書館 郷土かるたコレクション

群馬大学総合情報メディアセンター中央図書館 郷土かるたコレクション

メニューボタン

加賀郷土かるた

かるたの箱画像
制作・発行 加賀青年会議所
関連情報 第4版
監修:牧野隆信 薮谷栄一
読み札執筆:嶋田象雲
取札描画:田中哲彦
発行年 2001年(初版1981年)
地域詳細 石川県加賀市
枚数 96枚
裏面解説 なし
附属資料 説明書
種類 市町村かるた
いろは順
備考

説明

 「脚下照顧」ということばがある。私たちは自分の住んでいる郷土について、余りに無関心なことが多い。開発という美名のもとに、由緒ある遺跡が破壊されたり、その地方独特の植物が絶滅したりする例を見聞する毎に、郷土の学習の必要を痛感していた。青年会議所の方たちから、「郷土かるた」を作りたいとのお話をきいた時、それに賛成し、積極的に協力を約束したのも、実はかるたを通して郷土の歴史や風土への認識を高め、ひいては郷土愛-祖国愛を育てたいとの願いからであった。このかるたを競技として楽しむ中に、無理なく自然に、先人の足跡を知り、青年会議所の皆さんの期待が次第に実現して行くことを衷心から願うものである。

(説明書より転載)

絵札・読札

い 一向宗 かしらは山田の 光闡坊
ろ ロシアとの 危機を救った 北ヶ市
は 白山の 五院の一つ 大聖寺
に 日本の 儒学の大家 錦城さん
ほ 宝永の たくみの業の 長流亭
へ 僻地でも ろくろの始め 奥真砂
と 突然の 変異は篠原 金明竹
ち 長二郎の 帆影はむなし 尼御前
り 竜骨車 はじめて試す 三木の里
ぬ ぬかづくや 五百羅漢と 芭蕉の寺
る 類のない 加賀絹のもと 庄の町
を 竹を割り 大蛇退治の 菅生の客
わ わかめ舟 磯の香りも 加佐岬
か かん山の 鏡は後漢の 舶載鏡
よ 八日市 都もどりの 地蔵さん
た 竹槍で せまるは正徳 大一揆
れ 歴代の 藩主の墓は 実性院
そ 染付に 九谷赤絵の 伝統美
つ つぎつぎに 横穴ならぶ 法皇山
ね 猫橋の 遺跡に残る 弥生土器
な 渚の散歩 長者屋敷を 一めぐり
ら 蘭学を 長崎に学ぶ 卯三郎
む 無理をして 十万石の 高直し
う 宇吉郎 世界のトップ 雪博士
ゐ 井斉らと 小塚の植えた 防風林
の 信連や 芭蕉もほめた 山中湯
お 大野山 市内最古の 押型文
く 黒瀬には 布目瓦の 窯のあと
や 山代は 出湯に焼物 明覚碑
ま 松風や 実森塚の 蝉時雨
け けんらんと 輝く仏は 柏野寺
ふ 二子塚 きれいな前方 後円墳
こ 小四郎の 筆あと今に お塩辻
え 江戸に出て ハリスの脈とる 玄同さん
て 手も切れる 深田の水は 鏡の池
あ あたたかい 太古の自然 鹿島の森
さ 坂網の 手なれたさばき 鴨の池
き 北前の 行くては大阪 北海道
ゆ 弓波の 廃寺は古い 白鳳期
め 珍らしい 管玉工房 玉造
み みの虫の 理与門の墓 分校町
し しゃしゃむしゃの 仏の踊り 塩屋浜
ゑ 絵のような 湖面に白山 片山津
ひ 日は暮れて ふめば危き いぶりはし
も 藻塩焼く 煙は伊切 篠原新
せ 関が原 一足さきに 玄蕃散る
す 菅波の 天日茶屋の 小豆もち
京 京都への 近道つくる 湖上汽船

TOP