群馬大学総合情報メディアセンター中央図書館 郷土かるたコレクション

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蛭川かるた

かるたの箱画像
制作・発行 蛭川小学校PTA
関連情報 制作責任:林吉継
指導助言:原口美貴子
絵札監修:桐井雅康
解説編集:山田次男
発行年 2005年
地域詳細 岐阜県恵那郡蛭川村(現 中津川市)
枚数 88枚
裏面解説 あり
附属資料 遊び方
種類 市町村かるた
不明※
備考 読札裏面に解説あり

説明

 平成17年2月13日の中津川市との市町村合併により、明治以来の蛭川村はなくなってしまいます。そこで、蛭川村の歴史・文化・自然等のよさを後世にいつまでも残そうという趣旨で、蛭川小学校PTAが主体となり、郷土かるた研究者の原口美貴子先生の指導助言のもと、この「蛭川かるた」を制作しました。
 作成の手順は、まず夏休みに親子や祖父母で蛭川の宝(素材)を探しました。その後、村の有識者の教えをいただきながらかるた作成に必要な題材44に絞り込み、二学期以降の活動で、読み札・絵札を順次作っていきました。
 読み札、絵札とも全校の親子や地域の人々に呼びかけ、多くの作品募集を行いました。
 読み札については、詩歌専門家の意見を参考に、PTA本部役員会が選定委員となり、最終的に決定しました。
 絵札については、美術家でコンピューターグラフィックに造詣の深い桐井雅康先生にお願いし、募集作品のそれぞれのよさを合成して完成させました。
 新しい蛭川の将来を担う子ども達が、この「蛭川かるた」で遊んだり学習したりする中で、蛭川のよさを知り、郷土を愛する心を育み、これからの国際社会をたくましく豊かに生きぬいて欲しいと願っています。

(箱の説明より転載)

絵札・読札

※順が不明のかるたはあいうえお順で掲載しています。

あ 安弘見の 社に響く 杵振り踊り あ(札説明)
い 今洞の 大イチョウ見上げ 一休み い(札説明)
う 鵜がいると 旗巻淵に 集まる子 う(札説明)
え 蛭子座に 子ども歌舞伎の 声わたる え(札説明)
お お客さん みえる時には 五平もち お(札説明)
か 笠置山 登って見たよ ひかり苔 か(札説明)
き 勤彊の 興村教育 西尾彦朗 き(札説明)
く 黒瀬街道 馬も食んだか 道の草 く(札説明)
け 懸命に 村を興した 秋三郎 け(札説明)
こ ここがよし 夢を架けたよ 恵那峡大橋 こ(札説明)
さ 誘われて 雪降る二月に 天神様 さ(札説明)
し シュンランは ひっそり素朴な 村の花 し(札説明)
す 水晶が いっぱいあるよ 博石館 す(札説明)
せ 石彫に 集いし者の 腕比べ せ(札説明)
そ 村民が みんなで協力 運動会 そ(札説明)
た 多狐塚の 戦陣跡から 時報が鳴る た(札説明)
ち 乳牛の 大きなおっぱい しぼりたい ち(札説明)
つ 集いの場 学び広がる 済美図書館 つ(札説明)
て 鉄道や 国道・信号 なくてよし て(札説明)
と とうふ池 伊藤次郎作 プロジェクト と(札説明)
な 長瀞の 水面に映る ヒトツバタゴ な(札説明)
に 二千五年 新たな始まり ふるさと蛭川 に(札説明)
ぬ ぬれた岩 蛙薬師の 顔となる ぬ(札説明)
ね 念仏堂 傷は癒えたか 観音様 ね(札説明)
の 乗り物は ワンダーランド 楽しいな の(札説明)
は 鳩ノ巣に 松茸香し 秋の山 は(札説明)
ひ 蛭川は みんないい人 おいでんさい ひ(札説明)
ふ 二子山 花馬みこしが 駆け上がる ふ(札説明)
へ 紅岩の 赤い岩肌 記念物 へ(札説明)
ほ ホタル追い 子どもたわむれ 田んぼ道 ほ(札説明)
ま 正道が 拓き教えた 勤彊義校 ま(札説明)
み 御影石 大地の歴史を 刻んでる み(札説明)
む 村人に 唯平残した 村有林 む(札説明)
め めずらしい いぼとる神様 こぶつかみ め(札説明)
も 桃介の ダム式発電 日本初 も(札説明)
や 山里に 春を告げるよ シデコブシ や(札説明)
ゆ 浴衣着て 南朝小唄の 盆踊り ゆ(札説明)
よ 夜泣きする 赤ちゃん連れて 石参り よ(札説明)
ら 礼拝す 井口丑二の 神国教 ら(札説明)
り 凛として 年の初めに 五社めぐり り(札説明)
る 瑠璃色の 川面にダイブ 宝利屋橋 る(札説明)
れ 歴史ある 郷土の地酒 笠置鶴 れ(札説明)
ろ 六地蔵 廃仏のなごり 高徳寺 ろ(札説明)
わ 和田川に 丸く穴あく 歐穴群 わ(札説明)

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