群馬大学総合情報メディアセンター中央図書館 郷土かるたコレクション

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こまつ歌留多

かるたの箱画像
制作・発行 こまつ歌留多製作委員会
関連情報
発行年 2009年
地域詳細 石川県小松市
枚数 200枚
裏面解説 なし
附属資料 しおり
種類 市町村かるた
しおり掲載順
備考 ふるさと小松を詠んだ百選

説明

 「こまつ歌留多」は小松市民が故郷「こまつ」の自然や歴史や文化などを知り、郷土に誇りを持ってもらうことを願って、市民の手で作られたものです。歌留多で遊びながら故郷のすばらしさを学んでください。

(しおりより転載)

読み札・取り札

※枚数が多いため、50句ごとに掲載しています。

前半

大倉岳 草に寝転び大の字の 私をつつむ満天の星 わたしをつつむまんてんのほし
木場潟の 夜空いろどる夏の花 よぞらいろどるなつのはな
この丘に登れば霊峰白山の かがやく姿 連歌山 かがやくすがたれんがやま
さくらとぶ芦城公園 はるの日は はなとぶように しあわせもとぶ はなとぶようにしあわせもとぶ
珪化木二千万年前の大木は 瀬領の地から公園デビュー せりょうのちからこうえんデビュー
白山の雪解け水を戴きて 小松の里のコシヒカリ旨し こまつのさとのコシヒカリうまし
五郎座貝塚 いろいろ歴史がつまってる いろいろれきしがつまってる
徳橋神社 椎の実ひろう兎の森だよ しいのみひろううさぎのもりだよ
猫橋銀座 昔にあった繁華街 猫も踊るよ橋の上 ねこもおどるよはしのうえ
山なのに中海 軽海 西軽海 地名がかたる太古の姿 ちめいがかたるたいこのすがた
湯淺丈太郎 命をつなげと 飢饉のときのわら団子 ききんのときのわらだんご
夏休み 終わりを告げるスイカ祭り おわりをつげるスイカまつり
僕たちは祭り大好き小松っ子 ししまい歌舞伎に みんなにこにこ ししまいかぶきにみんなにこにこ
れんこん田 曳山の大輪保存する 行方不明もあるそうな ゆくえふめいもあるそうな
来生寺 もらって古い二の丸御門 もらってふるいにのまるごもん
ししまいのふえのねきくとおもいだす 母とつくった柿の葉ずし ははとつくったかきのはずし
室町から続く小松の絹織物 見立てて作るは りんず餅 みたててつくるはりんずもち
春坡 芝山 賢榮が建てた必下書院 多くの人に学問を おおくのひとにがくもんを
賢榮の次男覺神 その教え子に子規と漱石 そのおしえごにしきとそうせき
人骨もいっぱいあるが作り物 鬼に驚くハニベ岩窟 おににおどろくハニベがんくつ
虫塚の埴田の丘の風にきく 天保の飢饉 農民の声 てんぽうのききん のうみんのこえ
劇作家 北村喜八 世界に名をなし効果を校歌を残す せかいになをなしこうかものこす
森山啓 戦争で疎開 妻の地へ 「青い靴」は映画にも あおいくつはえいがにも
日本一長いいぐさの畳表 健康育むクーラー作用 けんこうはぐくむクーラーさよう
北に向く のこぎり屋根と機の音 利常奨励小松りんずを としつねしょうれいこまつりんずを
ブルドーザー海のかなたもコマツ製 確かな技術 世界を制覇 たしかなぎじゅつせかいをせいは
あたかのうみは きれいだね 力あわせて せいそうかつどう ちからあわせてせいそうかつどう
あったかホカホカ粟津の温泉 泰澄大師ありがとう たいちょうだいしありがとう
せせらぎの郷でイワナのつかみ取り 塩焼き食べてほっぺがおちる しおやきたべてほっぺがおちる
「窓際の女」は僕の好きな絵 宮本三郎画伯の傑作 みやもとさぶろうがはくのけっさく
自動車の原点くろがね四起も展示する 日本自動車博物館 にほんじどうしゃはくぶつかん
末広球場 みんなでつかむぞ初優勝 土と同じに まっ黒日焼け つちとおなじにまっくろひやけ
名水と教えられたり桜生水 国府の里にしずかに流る こくふのさとにしずかにながる
朴の花 一輪 蓮如の山清し いちりんれんにょのやますがし
前川の 水大切や逆水門 みずたいせつやぎゃくすいもん
白山の神にいだかれ加賀平野 匂う黄金の稲穂波うつ におうこがねのいなほなみうつ
白山を 入れて卒業写真かな いれてそつぎょうしゃしんかな
頂上の視界三百六十度 鞍掛山の四季を楽しむ くらかけやまのしきをたのしむ
冬スキー秋コスモスの花祭り 大倉岳はわたし大好き おおくらだけはわたしだいすき
子ら駆ける十二の滝の鯉のぼり 腹いっぱいに やまの風食ふ はらいっぱいにやまのかぜたぶ
梯川豊かに流れ若人の ボート漕ぐ声水面をはしる ボートこぐこえみなもをはしる
天高くカヌーを競う水しぶき 世界の旗が靡く木場潟 せかいのはたがなびくきばがた
三湖台 御幸塚とも親しまれ 歴史を語る前方後円墳 れきしをかたるぜんぽうこうえんふん
万葉の樹木繁りてていにしへの 呼び名ゆかしき憩いの森は よびなゆかしきいこいのもりは
苔の里 蛍とび交う日用川 ほたるとびかうひようがわ
ほたる米 もりもり食べる小松っ子 もりもりたべるこまつっこ
帰郷して 丸いも揚げを所望する まるいもあげをしょもうする
西尾よいとこ自然が一杯 山菜手づくり野菜市 さんさいてづくりやさいいち
滝ヶ原の石橋群は先人の たしかな技よアーチに組んで たしかなわざよアーチにくんで
平安時代の涌泉寺 京へ御輿が押しかける きょうへみこしがおしかける

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