群馬大学総合情報メディアセンター中央図書館 郷土かるたコレクション

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いきいきカルタ

かるたの箱画像
制作・発行 群馬県立文学館ボランティアの会
(現 群馬県立土屋文明記念文学館ボランティアの会)
関連情報 絵:ふくだとみ 文:飯塚薫 1,500円
発行年 不明
地域詳細 群馬県
枚数 92枚
裏面解説 なし
附属資料 解説
種類 テーマかるた
あいうえお順
備考 A6判(ハガキ)

説明

60代からのいきいき生活

                    

 この<いきいきカルタ>はみなさんに、これからも元気ではつらつと充実した時間を過ごしていただくために、日々心がけたいことを題材にしてまとめました。「もう歳だから」と諦めるのではなく、「これからが人生の楽しみ」といつまでも生き甲斐を感じながら生活したいものです。健康・食事・安全・学習・趣味などだれにでも関わりのある事柄から、これからの暮らしかたの目標にしたいことを五十音順に言葉にしました。

いつでもどこでも

 カルタを作る上での対象者層として、<今普通に元気でいられるが、この元気をいつまでも続けたい人>としました。もちろん、人並み以上に元気盛んな人、ちょっと元気さを失った人がこのカルタをやってもよいでしょう。年齢制限はありません。
 カルタというと、お正月のものと思われがちですが、一年中いつでもどこでも楽しんでください。大勢でなくても、家庭内でご家族と、少人数のお友達と、札の数を調整して遊ぶこともよいでしょう。

みんなで遊んで学ぶ

 このカルタの特徴はハガキサイズの大きさにあります。お年寄りには、普通の大きさのものは見えにくいものですが、大きすぎても不都合があります。見やすく、分かりやすく、そして広い場所で大勢の仲間といっしょにカルタを楽しむときに扱いやすいサイズをいろいろ試した結果、この大きさが丁度よいということになりました。

利用法あれこれ

 カルタとして使うだけでなく、お年寄りの学習会などで説明をわかりやすくしたり会話を盛り上げるための材料として使うことができます。試作中に、ある介護施設でわずか3枚の札で老人と読み手が一対一でカルタをする光景がありました。ゆっくりとした会話をふんだんに交えながら、頭だけでなく手の運動として活用されていました。工夫しだいで使い方は拡がります。

(「解説」より転載)

                    

群馬県立土屋文明記念文学館
http://bungaku.pref.gunma.jp/

絵札・読札

あ 遊び上手は 生き方上手
い いくつになっても チャレンジ心
う 薄味に慣れて 本当の味を知る
え 笑顔に勝る 化粧なし
お お洒落で 心もみがかれる
か 頑固一徹 仲間を減らす
き 気をつけよう 孫のふりする 言葉には
く 薬漬け過ぎれば 体に毒まねく
け 健康はバランスの 良い食事から
こ 細かい手仕事 ボケ防止
さ サッパリ整理 スッキリ整頓
し 趣味ひとつ 見つけて嬉し 友来る
す すすんで参加 地域の輪
せ 生活は規則正しく リズムよく
そ そんな旨い話 あるわけない
た 宝物は 何でも噛める 自分の歯
ち 長寿の極意 くよくよしない
つ 艶ごころ まだまだ大事 うるわしく
て 転倒注意 骨折のもと
と 努力で伸ばそう 健康寿命
な 仲良くいきいき 仲間と元気
に 鈍さを補う 安全確認
ぬ 温くもりは いたわりあえる 家族のことば
ね 寝かせきりが 寝たきりに
の のびのび人生 元気が一番
は 腹八分目は 食べ上手
ひ 一人でもできる 自分で やってみる
ふ 普段から 筋肉きたえて 腰痛予防
へ 下手でも楽し この稽古
ほ 骨太しっかり 食事と運動
ま 万年青年 いつでもダンディ
み みんな笑顔で 若さを保つ
む 無理は禁物 マイペース
め めんどうかけるも お互いさま
も もう一度 左右確かめ 出す一歩
や やる気が 人生変えてゆく
ゆ ゆっくり暮らす 人生の達人
よ よく あることさ もの忘れ
ら 楽ばかりでは 楽しらぬ
り 隣人は心のささえ 頼りがい
る 留守の用心 火の用心
れ 連絡は心の 安心命綱
ろ 老化は 技と工夫で 遅らせる
わ 若さの秘訣は 好奇心
を 遅くない人生 これから若返り
ん 運が開ける いきいきカルタ

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