群馬大学総合情報メディアセンター中央図書館 郷土かるたコレクション

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吉岡郷土かるた

かるたの箱画像
制作・発行 吉岡郷土かるた製作委員会
関連情報 製作:吉岡町子ども会育成連絡協議会
発行年 1997年
地域詳細 群馬県北群馬郡吉岡町
枚数 88枚
裏面解説 あり
附属資料 マップ 製作にあたって
種類 市町村かるた
不明※
備考 読札裏面に解説あり

説明

 かねて吉岡町子ども会育成連絡協議会からの委託をうけ、当委員会において鋭意製作してきた「吉岡郷土かるた」がこの度完成し、皆様のお手元にお届けできることになりました。
 このかるたは、町民、とりわけ吉岡町の未来をになう子どもたちに郷土である吉岡町の歴史、文化そして自然に理解を深めて頂くために作成されたものです。
 読み札は、昭和53年に陣馬の故羽鳥善市氏により作られたものを御家族の了解を得て使用させて頂き、年代の経過による最小限の修正を加えました。また絵札作成を加藤幸雄氏に、読み札作成を飯野勝雄氏にお願いしました。
 これまで製作にご尽力下さった製作委員会の方々、またご協力頂いた吉岡町をはじめとする関係者に心から感謝を申し上げます。
 このかるたが、さまざまな形で活用され、吉岡町民の郷土愛を育む一助となれば幸いです。

(「製作にあたって」より転載)

絵札・読札

※順が不明のかるたはあいうえお順で掲載しています。

あ 赤城見て 榛名のすそ行く 三国街道 あ(札説明)
い 今もなお 猪土手残る 小倉山 い(札説明)
う 梅の古木 千年生きぬく 畑中 う(札説明)
え 縁起は古し 矢落観音 え(札説明)
お 大窪太郎の 墓と伝える 十石塚 お(札説明)
か 鐘ひびく 日暮れ里の 東福寺 か(札説明)
き 切った竹 二ついただく そっ首忠兵衛 き(札説明)
く 九十年 無火災ほこる 陣馬宿 く(札説明)
け 華蔵寺の 百庚申は 百字百様 け(札説明)
こ 古墳の数 昔は四○○ 今は七〇 こ(札説明)
さ 三ノ宮の 神は天平 勝宝から さ(札説明)
し 清水越 新道走った 馬車電車 し(札説明)
す 水利権 争い合った 野田小倉 す(札説明)
せ 石造の 十王様は 釜屋の地 せ(札説明)
そ 総人口 二万に余る 吉岡町 そ(札説明)
た 田の中に ポツんといます 丸山五輪塔 た(札説明)
ち 長歌の名人 高橋本蔭 ち(札説明)
つ つわものの 夢の跡なる 見城址 つ(札説明)
て 伝説は 今なお残る 九十九谷 て(札説明)
と 塔の辻 十二万トンの 大貯水 と(札説明)
な 南北朝の ころから伝う 陣場の花火 な(札説明)
に 虹がたつ 矢坂の井堤の ほととぎす に(札説明)
ぬ 抜き討ちに おばけ退治の 森田安次 ぬ(札説明)
ね 根古屋の地 瀬来城主の 館跡 ね(札説明)
の 野の末に おき忘られた 一里塚 の(札説明)
は 芭蕉句碑 ひっそりと建つ 大泉寺 は(札説明)
ひ ひっそりと 大樹の下に 穴薬師 ひ(札説明)
ふ 二つ三つ 雀も遊ぶ 子育地蔵 ふ(札説明)
へ 平安の 昔をしのぶ 日枝神社 へ(札説明)
ほ 本陣の 残る野田宿 伊香保道 ほ(札説明)
ま 枕かり 安産祈る 産泰様 ま(札説明)
み 右えちご 左いかほの 道しるべ み(札説明)
む 迎え火に 先祖の霊は 導かれ む(札説明)
め 明治駒寄 仲とり持った 吉岡川 め(札説明)
も 桃井の 館に憩う 皇太后 も(札説明)
や 屋台ひき 宿ねり歩く 秋祭り や(札説明)
ゆ 由緒は深し 上八幡の 獅子の舞 ゆ(札説明)
よ 養蚕の 先駆は馬場の 三太夫 よ(札説明)
ら 落下する 水も豊かな 船尾滝 ら(札説明)
り 立像の 姿うるわし 水除け観音 り(札説明)
る 塁壁も くずれてかなし 桃井城 る(札説明)
れ 霊ここに 鎮まりたもう 忠霊塔 れ(札説明)
ろ 老人の 心休まる 憩いの家 ろ(札説明)
わ 沸く水は 今も変らぬ 城根清水 わ(札説明)

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