群馬大学総合情報メディアセンター中央図書館 郷土かるたコレクション

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橘陰郷土かるた

かるたの箱画像
制作・発行 北橘村教育委員会
関連情報
発行年 1933年
地域詳細 群馬県勢多郡北橘村(現 渋川市)
枚数 94枚
裏面解説 なし
附属資料 なし
種類 市町村かるた
いろは順
備考
                    

解説

                    

 『橘陰郷土かるた』は、現在確認されている数少ない第二次大戦前の郷土かるたの一つで、昭和8(1933)年群馬県北橘村の今井善一郎氏によって作られた。その後の昭和12(1937)年、氏は、かるたの解説書ともいうべき『橘陰郷土読本』を編んでいる。かるた、読本とも昭和60(1985)年教育委員会によって復刻された。大東亜戦争を美化している内容もあるが、群馬県最初の郷土かるたとして意義は大きい。

絵札・読札

                                                         
い 泉湧玉 瀧の宮
ろ 露西亜を征めに 百五十勇士
は 八崎 千手観世音
に 西に銀龍 刀根の水
ほ 法神流に 三田三吉
へ 塀に月影 雙玄寺
と 豊城入彦 赤城明神
ち 貯水池に 榛名さかさま
り 蓼園ありて 風流あり
ぬ ぬは憲影 八崎の館
る 瑠璃殿作る 定名主
を 男謙信 越後坂
わ 我等が 肉弾一勇士
か 神楽囃は 南室から
よ 夜明の鐘は 桂昌寺
た 大区は 根井弥七郎
れ 鈴嶽山 玉泉院
そ 空は 赤城の旭やけ
つ 塚田塚原 真壁の郷
ね 猫かき坊主 正善寺
な 何でも御座らぬ 「只箱田」
ら 落花散しく 花の明神
む 昔の学校 玉くしげ
う 馬は 拝志の御牧から
ゐ 田舎なれども お江戸村
の 烽火を上る 箱田城
お 鬼ガ島 鬼征伐
く 苦楽の種は 孫左衛門
や 山守は 森郷右衛門
ま 満蔵院は 修験道
け 賢真大師の 硯石
ふ 舟渡に鉄橋 大正橋
こ 小室に子安 別所の観音
え 英霊殿に 傘の松
て 天龍渡れば 横野村
あ 愛宕山には 十輪寺
さ サージタンクは 銀の塔
き ギッコンバッタン 天徳寺
ゆ 夢には非ず 自力更生
め 名物第一 利根の鮎
み 三河守は 眞壁の塁
し シッカリ番る 御堰方
ゑ 酔って木曾川 うたう都々一
ひ 姫を偲んで 橘山
も 室は竪穴 蝦夷の跡
せ 清六新道 大トンネル
す 水泉泉城 寺のあと

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