群馬大学総合情報メディアセンター中央図書館 郷土かるたコレクション

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野田かるた 初版

かるたの箱画像
制作・発行 野田レクリエーション協会
野田かるた制作実行委員会
関連情報 10周年記念事業
絵:布目朱美
発行年 2006年
地域詳細 千葉県野田市
枚数 88枚
裏面解説 なし
附属資料 読み札一覧 制作にあたって
種類 市町村かるた
あいうえお順
備考 2016年2月に「く」の読み句を改訂したものを発行
改訂版「く」『…門長屋…』

説明

 NPO法人野田レクリエーション協会は、平成18年度で満10年になりました。これまで、レクリエーション協会の目指す「共に生きる社会と共に楽しむ文化を求めて」をモットーに、市民と共に運動と活動をしてまいりました。
 このたび、10周年にあたり、NPO法人野田レクリエーション協会として、社会に貢献できることは何かを改めて問い直してみました。特に、子どもたちに対して何が出来るか、を考えたところ伝統的な日本の文化であり、競技性もあって今なお脈々と続いているカルタを、しかも郷土のカルタとして「野田カルタ」をつくることにいたしました。
 このカルタには、野田市内の名所旧跡や文化など、いろいろと取り入れるように努力いたしましたが、文字に限りがありますのですべてを取り入れることは出来ませんでした。しかし、子どもたちが、このカルタを通じて野田の伝統や文化、歴史や名所旧跡などに関心を持ち、郷土に誇りを持ってもらえたらこの上なし喜びです。カルタは、個人や団体としての競技性も高くスポーツ的でもあります。
 結びに、このカルタによって、子どもの遊びの文化が広がることを期待しております。

(「制作にあたって」より転載)

絵札・読札

初版

                           
あ 愛宕の杜 歴史に残る 透かし彫り
い 岩名古墳 古い時代が よみがえる
う 美しい 緑を残す 野田の街
え 江戸川の 夕日をあびて 走る土手
お お花見は 桜百選 清水公園
か かやぶきの 屋根懐かしき 花野井家
き 近代の 将棋の父は 関根金次郎
く 久遠に とどろく長屋門 上花輪歴史館
け 欅の木 野田のシンボル 仰ぎ見る
こ 子どもらの 笑顔はじける 夏祭り
さ 三方を 川に囲まれ のどかな地
し 醤油味 世界に香る 調味料
す 素晴らしい 歴史をたどる 郷土博物館
せ 関宿城 川の歴史の 博物館
そ そっと見て 誰かがいそうな ご駄沼は
た 楽しいな 野田の祭りは だらだら続く
ち ちとせあめ もらってうれしい 七五三
つ 津久舞は 雨乞い儀式と 伝えられ
て てくてくと どこまで続く 運河土手
と 遠くまで 続いた棚が 野馬よけ土手
な 中之島公園 関東一の こぶしの木
に 日光街道 今も昔も 変わらぬ要所
ぬ 沼を飛ぶ トンボの宝庫 吐き出し沼は
ね 根を張って 子どもら見守る 記念樹よ
の 野田橋に かかる屏風は 富士百景
は 八間堀 今も田んぼに 水を引く
ひ ひばり鳴く 江戸川土手で ウォーキング
ふ 船形の オビシャは無形 文化財
へ 平成に 見られる花は 浦島草
ほ 方々に しじみの貝殻 野田貝塚
ま 将門の 伝説残る 野田の町
み 三ツ堀の 里山守ろう 自然の宝庫
む ムルデルの 功績残す 利根運河
め 名物は 枝豆、和菓子 おせんべい
も もうすでに 姿を変えた 座おう沼
や 山崎貝塚は 国の史跡で 馬蹄形
ゆ 夕日浴び 白さ輝く 御用蔵
よ 喜んで 進んで行う あおいそら運動
ら 蘭に似た 狐のかみそり 野田に咲く
り 立派です 手掘の水路 隨庵堀り
る ルンルンと 超えてさわやか アスレチック
れ 歴史に残る 名宰相その名は 鈴木貫太郎
ろ 路地から路地へ 走る豆バス 市民の足
わ わらべ歌 かごめかごめは 野田育ち

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