制作・発行 | 座間市教育委員会 |
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関連情報 | ことば:市民から公募 作画:古市真弓 編集:読み札審査委員会 |
発行年 | 1985年 |
地域詳細 | 神奈川県座間市 |
枚数 | 96枚 |
裏面解説 | あり |
附属資料 | 地図/読み札一覧 刊行にあたって |
種類 | 市町村かるた |
順 | いろは順 |
備考 | 読札裏面に解説あり |
私たちが生活する座間市の有形、無形の文化や歴史、そして自然を子どもたちに伝える願いをこめて、このたび座間郷土かるたを刊行いたしました。
21世紀を迎えようとする今日では、以前に比べると、郷土も社会全体も急激に発展しました。そして、めざましい科学技術の進歩や経済の高度成長は、豊かな物質社会を成立させましたが、価値観の多様化や学歴優位社会の出現など、反省しなければならない点も多くあります。
私たちは、このような環境の中で子どもたちを育てていますが、一方では、子どもは自然の大地の中ではぐくまれるといわれ、いろいろな体験を重ねながら日々成長し、自分の人生をつくりあげていきます。このすばらしい未来をもつ子どもたちに、今まで先人が築きあげてきた貴重な文化遺産や、緑あふれる自然を伝えたいと願って、このかるたを製作いたしました。
48枚のかるたでは、意を十分につくせませんが、多くの市民のみなさまからご応募いただきました1000点を超える読み札の句の中から、審査委員会において選定させていただきました。現代仮名づかいでは使用されない「ゐ」、「ゑ」、「を」についても、工夫をして作成いたしました。
絵札の原画作成にあたっては、古市真弓さんにお願いをいたしました。古市さんは、48枚の絵をつくるために現地を何度も訪れ、多くの資料を参考に描いていただきました。
<い>・いさましい座間の大凧日本一 にはじまり、<ん>・運開く座間神社の筆まつり で終わる48枚のかるたが、新しいまちづくりに、そして、未来を担う子どもたちの郷土愛をはぐくむお手伝いができれば幸いです。
終わりになりましたが、かるたの製作にあたり、読み札の句にご応募いただきました市民のみなさまはじめ、関係者の方々に心からお礼申しあげます。
(「刊行にあたって」より転載)
座間市立図書館HP「郷土メニュー(座間郷土かるたデジタルアーカイブ)」
https://www.library.zama.kanagawa.jp/content/local.html
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