群馬大学総合情報メディアセンター中央図書館 郷土かるたコレクション

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田名歴史カルタ

かるたの箱画像
制作・発行 田名カルタ会
関連情報 監修:田所清一
発行年 (2015年)
地域詳細 神奈川県相模原市中央区田名
枚数 90枚
裏面解説 なし
附属資料 マップ/解説【PDF】
発刊にあたって
種類 地区かるた
あいうえお順
備考

説明

 田名地区は大昔海の底の時代があったといわれております。
 また相模川の流れが田名の地形の成り立ちにふかく関わっていることや、そこには旧石器時代からの人々の営み跡も発見されました。
 古代から現代までの歴史、私たちの祖先が大切に祭ってきた社の由来、道端にある石仏への願、先人たちが紡いできたもろもろのことに、興味や関心をよせ、田名の地域を見ていただけたらという思いがあります。
 私たちが住む田名を遊びながら、知るきっかけになれば大変嬉しいという思いでカルタをつくりました。この手作りカルタを学校の児童の皆さん、子供会、老人会等の場で活用していただけるとありがたいです。
 なお絵カルタは、公民館で行われた子ども祭りに参加された田名小、田名北小、新宿小のみなさんに描いてもらいました。
 また地層に関しては博物館の学芸員、遺跡等については市立ハテナ館の先生方に教えていただきました。感謝申し上げます。

(「発刊にあたって」より転載)

絵札・読札

あ 雨窪は 雨がふるたび 野水わく
い 稲荷山遺跡 旧石器時代 人が住む
う 鵜飼免 清水の東に 鵜飼すむ
え 江成久兵衛さん 堤防作り 田をまもる
お 大昔 田名は海の底 岩切場の地層が ものがたる
か 開墾時 葛が輪になり 葛輪となった
き きりたった 塩田の崖に 地層のずれ
く 久所の名は 公文所(役所)に 由来する
け ゲタかくす 一つ目こぞうが 判をおす
こ 蚕かげさん 金色ひめの ゆらいあり
さ 相模川 四季おりおりの いこいの場
し 塩田には なぞのほら穴 入定窟
す すぐ下に 水面見える 久所の井戸
せ 製米製粉 八瀬川沿いに 水車小屋
そ その昔 田名は烏山藩の 領地なり
た 高峯と 田名をむすぶ 高田橋
ち 茅ヶ崎の 海へ二十分 相模縦貫道
つ 椿森 聖徳太子の百年前 人が住む
て 鉄道の 予定地 いま草原
と とつぜん 四ツ谷の畑から 野水わく
な 中島万平さん 飛びさきの下ほり 田に水を
に 二十三間の大欅 鶴が岡八幡宮の 材料に
ぬ イギリス人 カヌーで田名から 横浜へ
ね 念仏講 家内安全 無病息災
の 野水ぼり 大杉公園から 八瀬川へ
は 花ヶ谷戸 相模原最大 縄文遺跡
ひ 火の坂に おたぬき様の ほこらあり
ふ 舩守地蔵 船頭たちの 守り神
へ 平安時代 今と同じ 九つの集落
ほ 堀之内 田名氏館を 築いたところ
ま 的祭は 八幡様の 大行事
み 三栗山 江戸時代からの 入会地
む むかし税の 半分免除され 半在家
め 明治六年 宗祐寺南光寺に 田名学校
も 望地馬坂庚申塔 富士山噴火の 二年後にたつ
や ヤツボとは 水湧く洗い場 ハケにあり
ゆ 湧水地 段丘のがけに 珍しい草花あり
よ 四ッ谷には 江戸初期から 四軒の家
ら 金刀比羅神社 葛輪の地に 祭られて
り 緑化センター 大きい古墳が あったらしい
る るり色の カワセミ見られる 田名の水辺
れ レンゲ咲く 望地弁天 歩く人
ろ 六地蔵 江戸時代 新宿にたつ
わ 渡し舟 滝 久所 望地に ありました
ん 戦国時代 のろしの跡か 第六天

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