群馬大学総合情報メディアセンター中央図書館 郷土かるたコレクション

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つくし郷土かるた

かるたの箱画像
制作・発行 NPO法人九州国立博物館を愛する会
関連情報 監修:岡部定一郎(九州かるた協会常任顧問八段)
イラスト:木村祥子(イラストレーター)
発行年 2020年(初版2012年)
地域詳細 福岡県筑紫地区
枚数 94枚
裏面解説 なし
附属資料 解説書
種類 地区かるた
いろは順
備考

説明

つくし郷土かるたは、九博のふるさと筑紫地区(筑紫野市・春日市・大野城市・太宰府市・那珂川市)の、歴史・文化・自然を題材にしたオリジナルかるたです。
繰り返し楽しく遊んでいただけるよう、九州かるた協会常任顧問の岡部定一郎先生が監修し、イラストレーターの木村祥子先生が各題材のイメージを表現しており、各札の題材の選定はもちろんのこと、読みのテンポや配色に至るまで、本格的な構成になっています。
初版は一般社団法人つくし青年会議所が企画作成し、現在は、著作権の移譲を受けたNPO法人九州国立博物館を愛する会が作成しています。
全国的に見ても数多くの史跡が残る筑紫地区から題材を厳選しているため、かるたとしてだけでなく、郷土を学ぶための教材としても利用されており、この解説書を読むだけでも、今まで知らなかった筑紫地区の歴史や文化を知る事ができるでしょう。
お友達同士で、家族親戚で、地域団体のレクレーションで、学校教材として、お土産として、つくし郷土かるたを楽しく使っていただけると幸いです。

(解説書より転載)

絵札・読札

い いにしえの 古墳の里よ 安徳大塚
ろ ロマンあり 王国の墓 甕棺墓
は はらふと餅 原田宿にて 一休み
に 日本の 学問の神 天神様
ほ 本邦の 最古の梵鐘 観世音寺
へ 平安の 祈りを込めた 国分寺
と 渡来人 牛頸山の 窯の跡
ち 地名問う 筒井の由来 この井戸に
り 凛然と 光る苔寺 枯山水
ぬ 濡れ衣を はらす祈りの 天拝山
る 廬舎那仏 戒律授ける 戒壇院
を をわりなき 背を向け流れる 御笠・宝満
わ 藁棒で 子宝恵まん 花嫁に
か 貝原の 益軒記した 筑紫の歴史
よ 四つ目菱 くにの中心 筑紫神社
た 旅人らが 令和と讃えた 梅花の宴
れ 霊峰で 修験を究む 宝満山
そ そして今 100年の願い 九州国立博物館
つ つくし路の 伏見神社の 鬼神楽
ね 願い込め 学問成就の 天満宮
な 奴の国の ところ伝える 金印に
ら 雷鳴が 大岩砕く 神の恵み
む 室町の 時代より伝わる 木造観音
う 牛頸窯 日本最古の 須恵器工場
ゐ ゐならんだ 歴史の宝庫 今伝えん
の 烽火上げ 最古の山城 大野城
お 大堤を 築きて水を 貯へしむ
く 黒白の 神馬に願う 天気予報
や 山家宿 天の岩戸の 神楽あり
ま 万葉の 歌人に愛され 二日市温泉
け 権力の 争乱むなし 安徳宮
ふ 藤の花 九州最古の 武蔵寺に
こ 古墳の中 壁画に見るは 太古のピカソ
え 縁結び あなたと行きたい 竈門神社
て 天に祈る 刻みし自画像 道真公
あ 跡偲ぶ 九州治める 大宰府政庁
さ 寒さ耐え 春日の社 婿押し行事
き 帰京せず 牛車で運ぶ 管公の思い
ゆ 勇壮な 流鏑馬と相撲 現人神社
め 目に若葉 風光明媚な 筑紫耶馬渓
み 道真公 流され住まう 蟄居の地
し 紹運の 生きざま語れる 岩屋城
ゑ 絵に描こう 二日市のシンボル 大公孫樹
ひ ひっそりと たたずむアーチ 三連橋梁
も 餅を刺す 枝先ゆかし 梅ヶ枝せ
せ 関所にて 往来見張る 刈萱の関
す 須玖村の 新兵衛作った 白水水源

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